残念

また

死ねなかった

ブラウン管の中に突っ込まれただけ

わたしからの眺めは

なんだか鈍くて

ぼやけていました

幸せになりたい

なれないのに

命を少し削って

生きているつもりになっているだけです

唾を飲み込んで

吐き捨てないように

ひとつ たりとも この世に残さない

幸せになれと言われたって

そんなの無理です