ブルース

頭と心は別々だけれど同じ繋がっています。 同じ。 同じというものです。 同じというものに繋がっているから厄介です。 頭は心に引っ張られ、心は頭に引っ張られます。 体はその下にくっついているから、両方の影響を受ける。 心臓の中に、心の蔵の中に、ひ…

入り口

ようこそ どうぞいらっしゃいました だんだんと いろいろなことが どうでもよくなってしまって 夜も眠らずに過ごしています ダメージはない 息苦しいのはなぜでしょう お腹の下の奥の方が痛いのは なぜなんでしょう

無題

今日あったこと 嬉しかったこと 恐怖したこと 目の前の人に 話せたらいいのに

惨酷

惨めなもんです 追い詰められて 笑われて 馬鹿にされて 死んでゆきます それまでがあまりに酷である 変わるもの 変わらぬもの 生き残れずに 死んでゆく 言葉さえも貰えずに そっと命を置いてゆく

心が大切だといいます もうボロボロでバラバラです 誰か助けてください 眠れずに朝を迎え 眠れずに夜になる 朦朧と過ぎて行く日々 生きるってなんなんでしょうか 幸せのない生活は 僕を殺す

孤独

わたしはさみしい さみしいのに慣れているつもりだったけれど さみしい さみしいのは大嫌い こんなの幸せとは言えない こんなふうになってしまってどうしよう 世界中に笑われて 恥ずかしい あしたからどうやって生きていこう 生きるからさみしい さみしいの…

残念

また 死ねなかった ブラウン管の中に突っ込まれただけ わたしからの眺めは なんだか鈍くて ぼやけていました 幸せになりたい なれないのに 命を少し削って 生きているつもりになっているだけです 唾を飲み込んで 吐き捨てないように ひとつ たりとも この世…

雨が降る 絵が丸ごと降ってくる 脳の回りにフィルターがかかっている 耳は聞こえにくいが 感度は悪くない 目は見えず 口は聞けず 溺れながら音に頼るだけ 心臓を握り潰れる寸前で止められている あしたはまたしてもやってこない 不愉快だ

幻覚

猛烈な頭痛と吐き気 毎日眠らない体 頭はどんどん馬鹿になっていく 体はふにゃふにゃになってしまう 膝は痛く 腰も曲がらない 目はギロギロしていて 息は荒い 絶望した

宇宙のバランス

こんにちは、いつもと違う日、異なる日。 今日は重力のバランスや降り注ぐ光線が全く違った。 スピードや体調は電波を誤入力、アンテナが受け取ってしまう。 真っ直ぐは歪んで見えるし、それを疑ってしまうから、ぼくはそれが本当だと思わなかった。 縁石に…

あと

あと 殺します 悪く思わないでね 覚えていないだろうけれど これは暗闇からの一撃だよ

死にます。 薬をたくさん飲みます。 生きてたらまたいつか。 さようなら。

バイオリズム

波がおかしい わかってますよ

悲しみ

とても悲しい。 悲しいだけ。

現実

わたしの現実はなんだかフィワフィワしていて現実味がないものの、やはり温度がある。だから、これが現実。一方、わたしの夢、たまにしか見ることができない、けれども、それには色は薄く、光が弱く、温度はよく分からない。従って、夢はやはりファンタジッ…

刀を抜きます 刃はありません 空気が冷たくなってきて わたしの耳や手や髪の毛や頬を 突っつく 隙間という隙間を塞いで 大好きな冬を見守るばかり

シャッター

どうしよっかな やめとこうかな どうしよっかな きょうはいいかな どうしよっかな やめとこうかな きょうはいいや まあいいや

命ってなんでしょう 魂はちょっとちがう 生きているってなんでしょう 死ぬのが嫌だということです 命はどこにあるのやら 心は 心臓 こころのくら の 中 魂はそこに宿っています 生きるは毎日 繰り返す 毎日毎日 繰り返す 死ぬのが嫌だと思うのは あなたのこ…

太陽

太陽に向かって目を閉じると 瞼が透けて光が通ってきます とても赤い 赤いのは血のせいか

耳の中で

キーン ジーン 途切れることなく鳴っています そういえば昔、団地の入口で半日くらい待たされたことがありました。 結局、来なかったんだけど。 ぼくは鍵っ子だったので出入りは自由でした。 変な駄菓子屋みたいなスーパーの裏側の溝で魚を取ったり、寒くて…

朝が近いです バイクや車の音 空気の強い音 耳の中でなっている音 ギュンギュンとこだましています この頃、めっぽう物語を書かなくなりました 心がおかしくなっているせいです もっと書かなくちゃならない ましてやいくらでも書かないと 文字なんてのは安く…